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【おしたく日記】 ~親の気持ち~

昨夜は眠れず…
次の日朝イチの現場

20代後半の男性
練炭での自死
死後数日

その情報を元にご自宅へ

お出迎え下さったのは
お父さんとお母さん
私よりも少し年上かしら

後に妹さんお二人も加わり

事前に担当さんから

警察の検死が入り
納体袋に入り
そして棺に入った状態でのお帰り

無理に出したら内臓の…
むにゃむにゃな感じの連絡事項

要は
お顔見せできるところだけ
棺に入ったままで何とかしてくれれば、的な

最初はそれを踏まえ対応していましたが
観察してみたら保存状況が良く✨

ご家族にその旨お伝えし
「私の見立てでは大丈夫かと✨」

ご家族のご要望の元
一度お棺から出ていただき
(検死のため全裸だったから)
お気に入りのお洋服をお着せすることに

私の居場所も譲り
みなさんで納体袋をはぎ
お洋服をお着せし

手を握り、足をさすり

だって
せっかくお身体がお棺から出たんだもの

おしたくが済んだら
またお棺の中へご移動されるんだもの

今のうちしかないんだもの

おしたく中もいろいろなお話が…

お母さん
「もう、この子ってば
何にも言わずバカなんだから❗」

妹さん
「お兄っていつもこんなんだったよね」

おしたくも済み
さぁ、このあとご納棺というタイミングで
私は少しお時間を作りました✨

「このあと、お棺へご移動となります
お身体をこうやって全身ご覧になるのも
触れるのもこれが最後💦
どうぞ
抱きしめるなり、抱きしめるなり…」

抱きしめてほしくて

私にも同じ年頃の子どもがいて
親の気持ちが痛いほどわかります💦

お母さん、抱きしめて💕
「ありがとう✨
大丈夫だからね
がんばってひとりでいくんだよ
お疲れさまね💕」

私に向かって

「これがスゴく心残りだったの
あの袋(納体袋)から出してあげたくて
お気に入りの服を着せたくて
そして
抱きしめてあげたかったの」

続いて妹さんたち、お父さん
固い絆のハグを💕

みなさん晴れ晴れとしたお顔で
「もうじゅうぶんです✨」

お身体をお棺にご移動させていただきました

どんな事情があり
このようになったのかは問いません

私が向き合うのは現実のみ
そしてご家族によりそって
一番の方法を探り提案をする

ただそれだけです✨

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